はじめに
こんにちは、アルです。
私は放送業界で働くサラリーマンで、エンジニアではありません。
そんな私が2025年4月に情報処理安全確保支援士試験に合格し、2026年4月に登録セキスペ(登録情報セキュリティスペシャリスト)として正式に登録しました。
この記事では、「登録セキスペってそもそも何?」というところから、試験勉強・合格・登録手続きまで、実体験をもとに全部まとめます。
「非エンジニアでも取れるの?」「登録ってどうするの?」という疑問を持っている方に向けて、リアルな情報をお届けします。
登録セキスペとは?
登録セキスペとは、登録情報セキュリティスペシャリストの略称です。
「情報処理安全確保支援士試験」に合格し、IPAに登録申請を行うことで名乗ることができます。
普通の情報処理資格との違い
応用情報技術者試験などの情報処理技術者試験は、試験に合格すれば終わりです。
しかし登録セキスペは「登録制の士業」です。弁護士・税理士と同じように、登録してはじめて名乗れる国家資格という位置づけです。
士業である意義
現時点では独占業務はほとんどなく、「士業なのにあまり意味ないのでは?」と感じる方もいると思います。私もそこは正直に感じています。
ただ、情報セキュリティの重要性が増している時代の流れの中で、今後独占業務が整備されていく可能性があります。今のうちに登録しておく意味は十分あると考えています。
なぜエンジニアでもない私が取ったのか
一番よく聞かれる質問です。
私が登録セキスペを取った理由は、自分の選択肢を増やすためです。
放送業界はニッチな世界です。業界特化のスキルだけでは、いざというときに身動きが取りにくい。そこで、より汎用性の高いスキルや資格を積んでおきたいと考えていました。
情報セキュリティは業界を問わず重要性が増している分野です。さらに登録セキスペは国家資格かつ士業という希少性があります。
「エンジニアじゃないから関係ない」ではなく、「だからこそ取る価値がある」と判断しました。
試験勉強の進め方
勉強期間
2025年1月〜4月(約3ヶ月)
使った教材
- 過去問道場(Webサービス・無料)
- 情報処理教科書 情報処理安全確保支援士(翔泳社)
勉強スタイル
| 場面 | やること |
|---|---|
| 通勤中 | 過去問道場でひたすら過去問を解く |
| 平日夜 | 参考書で知識のインプット |
| 休日 | 図書館に篭って過去問を解く |
特別なことはしていません。「過去問を繰り返す」が基本です。
情報処理安全確保支援士は午後試験が記述式で難しいですが、過去問を繰り返すことで出題パターンに慣れることができます。参考書は知識の抜けを補うために使いました。
試験当日と合格の瞬間
正直に言うと、試験当日はあまり手応えがありませんでした。
初めての受験だったこともあり、「まずは受けてみる、経験してみる」という気持ちでいました。午後試験は特に難しく、「これは落ちたかもな…」と思いながら帰宅したくらいです。
結果発表の日、驚きの合格通知が来ました。
まさか合格しているとは思っていなかったので、一番の感想は「びっくり」でした。嬉しいというより、まず驚き。そのあとじわじわと嬉しさが来た感じです。
合格後の登録手続き
合格してからが実はひと仕事です。登録手続きで大変だったことを正直にまとめます。
かかった費用
登録にかかった費用の合計は約20,400円でした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 登録料 | 10,800円 |
| 収入印紙 | 9,000円 |
| 簡易書留 | 約800円 |
| 住民票発行 | 250円 |
| 合計 | 約20,400円 |
試験の受験料(7,500円)とは別にかかります。合格後も約2万円の出費を見込んでおきましょう。
大変だったこと3つ
1. 書類の準備が多い
登録に必要な書類が意外と多く、準備に時間がかかります。各書類の要件も細かく、「これで合ってるのか?」と不安になる場面が何度もありました。
2. 意外とお金がかかる
上記の通り、登録だけで約2万円かかります。試験合格で終わりと思っていると、想定外の出費になります。合格したら早めに費用感を把握しておくことをおすすめします。
3. 連絡が少なくて不安
申請してから登録完了まで、IPAからの連絡は数回しかありません。「ちゃんと届いてる?不備はない?」と長期間ヤキモキします。結果的には問題なく登録できましたが、待っている間はかなり不安でした。気長に待つしかないです。
登録完了
2026年4月1日、無事に登録セキスペとして登録されました。
まとめ
- 登録セキスペは国家資格かつ士業。試験合格+登録申請が必要
- 勉強は過去問道場+参考書の組み合わせで3ヶ月
- 試験は「まず経験」のつもりで受けたらまさかの合格
- 登録手続きは書類・費用・連絡の少なさの3点に要注意
- 登録費用は約20,400円(受験料別)
- エンジニアじゃなくても取れる。むしろだからこそ取る価値がある
次回は、セキスペ試験の勉強にAIを活用する方法を書きます。「AI使って勉強ってどうやるの?」という疑問に答えていきます。