最近、AIツールの種類が増えすぎていて「結局どれを使えばいいの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
私は放送業界で働く非エンジニアで、登録セキュリティスペシャリスト(セキスペ)の資格を持っています。普段からAIを積極的に活用していて、現在は以下の4つのAIツールを使い分けています。
- Claude(Claude Code含む・有料)
- Gemini(有料・Google One経由)
- ChatGPT(無料版)
- Microsoft Copilot(法人版・会社支給)
エンジニアではないので技術的な観点での比較はできませんが、「普通のビジネスパーソンが日常業務やブログ運営で使う」という視点で、各ツールの実際のところを正直にレビューします。
使用している4つのAIツール一覧
まず私の課金状況と使用用途の全体像を整理します。
| ツール | 課金 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Claude(Claude Code) | 有料(個人) | ブログ執筆・ファイル操作・Notion連携 |
| Gemini | 有料(Google One) | 調査・リサーチ・相談 |
| ChatGPT | 無料 | セカンドオピニオン・相談 |
| Copilot | 法人版(会社負担) | 業務全般・Word/Excel生成 |
4つを使い分けているというと「そんなに必要なの?」と思われるかもしれません。でも実際に使ってみると、それぞれ得意なことが違うので、自然とこの形に落ち着きました。
各ツールの正直レビュー
Claude / Claude Code ★★★★☆
私のメインAIはClaudeです。特にClaude Codeを使っているのですが、これが非エンジニアの私でも使えるくらい便利で、今では手放せないツールになっています。
特に優れている点
Claudeの最大の強みは、ファイルを直接操作できることです。WordファイルやExcelを作ってもらったり、NotionやGoogleスプレッドシートなど他のアプリとMCP(外部連携機能)を使って繋げたりと、「AIに指示してパソコン上の作業を自動化する」ことができます。
このブログ記事もClaudeと一緒に作っているのですが、文章の下書きから構成の相談まで幅広く使えています。ChatGPTやGeminiと比べて、指示に対して丁寧に応えてくれる印象があります。
正直なイマイチポイント
トークン(使用量)の上限があること、そしてその上限が思ったより早く来てしまうことです。特にExcelやWordのファイルを作ってもらうような作業をすると、トークンを大量に消費するため、上限に達してしまうことが何度かありました。
解決策は上位プランへの課金ですが、個人で使うには少し高いなという印象です。普段使いの範囲では問題になることはほぼないので、あくまで重い作業をしたときの話ですが、一応デメリットとして知っておくといいと思います。
Gemini(有料・Google One) ★★★★☆
Geminiの有料版を使い始めたきっかけは、実はGoogle Cloudの容量不足でした。Google OneにアップグレードすることでGemini Advancedが使えるようになり、試しに使ってみたところ、想像以上に優秀だったのでそのまま継続しています。
特に優れている点
Geminiの最大の強みはDeep Research(ディープリサーチ)です。調査系の作業については、今使っているAIの中でGeminiが一番優れていると感じています。
たとえば「〇〇について調べてまとめて」と頼むと、複数のウェブサイトを横断的に調べ、根拠を明示しながらまとめてくれます。調べ物の精度と網羅性が高く、リサーチ作業の効率が大幅に上がりました。
また、相談ごとにも使っています。ChatGPTと同じ質問を両方に投げて、回答の違いを見比べながら「どちらが正しいか」「どちらの視点が自分に合っているか」を判断するという使い方をしています。
正直なイマイチポイント
複数のチャットを並行して使っていると、別のチャットの文脈が混ざってしまうことがあります。全然関係ない過去の話が参照されて、的外れな回答が返ってくることがたまにあって「あれ?」となることがありました。他のAIでも起こることかもしれませんが、Geminiで特に多い印象です。
ChatGPT(無料版) ★★★☆☆
ChatGPTは無料版を使っています。メインというよりは「Geminiのセカンドオピニオン」として活用しています。
特に優れている点
同じ質問をGeminiとChatGPTの両方に投げて、回答を比較するという使い方が気に入っています。同じ質問に対して微妙に視点が違う回答が来るので、「どちらが自分の状況に合っているか」を判断しやすくなります。
印象として、ChatGPTは共感・寄り添い型の回答が多く、Geminiは批判的・客観的な回答が多い気がしています。もしかしたら私の聞き方がそうさせているのかもしれませんが、この違いを使い分けられるのが面白いところです。
正直なイマイチポイント
無料版なので機能に制限があり、Geminiの有料版と直接比較するのは公平ではないので、あまり悪くは言えません。セカンドオピニオンとして使う分には十分な性能です。
Microsoft Copilot(法人版) ★★★☆☆
Copilotは会社から支給されているツールで、仕事上ではCopilotしか使えないため、業務ではこれをメインに使っています。
特に優れている点
Microsoft 365アプリとの連携が強力です。WordやExcelを作ってもらうことができるほか、会議の議事録作成や資料整理など、業務寄りの作業を得意としています。
回答の精度自体は高く、調査内容の整理や要約はしっかりしています。Microsoft環境で働く人には便利な場面が多いです。
正直なイマイチポイント
UIが少し使いにくいと感じています(個人的な印象です)。また、PowerPointを作ってもらうと文字の位置がずれていたり、フォントが変だったりすることが多く、そのまま使えないことがよくあります。
「スライドを作って」と指示するよりも、「このスライドのイメージ画像を作って」という感じで依頼すると、多少結果が良くなる印象があります。プライベートでは使おうとは思いませんが、仕事の場面では便利なツールだと思います。
用途別・おすすめAIまとめ
使い分けを整理するとこうなります。
| やりたいこと | おすすめ |
|---|---|
| ブログ・文章作成 | Claude |
| ファイル操作・自動化 | Claude Code |
| 調査・リサーチ | Gemini(Deep Research) |
| 相談・壁打ち | GeminiとChatGPTの両方に聞く |
| 業務・Microsoft系アプリ | Copilot |
まとめ:非エンジニアにとってAIは「使い分け」が正解
4つのAIを使ってみてわかったのは、「どれが一番いいか」という問いに唯一の答えはないということです。それぞれ得意分野が違うので、目的に合わせて使い分けることが大切です。
私の場合は:
- 日常のメイン:Claude(ブログ・Notion連携・ファイル操作)
- 調べ物:Gemini(Deep Researchが便利すぎる)
- 相談のセカンドオピニオン:ChatGPT(Geminiと比較して判断する)
- 仕事:Copilot(選択肢がないが、Microsoft連携は本当に便利)
AIを使い始めたばかりの方は、まず無料で使えるGeminiかChatGPTから試してみて、「もっと使いたい」と思ったら有料版を検討するのが無難だと思います。この記事が「どのAIを使えばいいか悩んでいる人」の参考になれば嬉しいです。