「/clear」というコマンドが、積み上げてきた記録をすべて消し去った日の話をします。
メモリが全部消えた
Claude Codeを使い始めてしばらく経ったある日、コンテキストをリセットしようと /clear コマンドを実行しました。
その瞬間、Claude Codeに記録していた情報がすべて消えました。
タスクの進捗、やりとりの文脈、直近の作業内容——今まで積み上げてきたやりとりの記録が、一瞬でゼロに戻ったのです。
気づいたのは「消した直後」だった
消した直後、何気なく「さっきの件どうしようか」と話しかけました。
すると、Claude Codeは何も覚えていませんでした。
直前のやりとりはもちろん、タスクの状況も、進めていた作業の文脈も、完全に初期化されていたのです。「あ、消えた」と気づいたときにはもう手遅れ。後悔先に立たずとはまさにこのことでした。
自力で復旧を試みたが、完全ではなかった
仕方なく、記憶を頼りにClaudeへの情報を一から入れ直す作業を行いました。
タスクの状況、決めた内容、進めていた作業——思い出せる限りを再入力しましたが、細かいやりとりの詳細は再現できませんでした。
「だいたい元に戻った」状態であり、完全な復旧ではなかったのが正直なところです。
再発防止策:翌朝に自動でNotionへログを残す仕組みを作った
同じ失敗を繰り返さないために、Claude Codeに依頼して自動ログの仕組みを構築してもらいました。
仕組みはこうです。
翌朝、最初のやりとりを開始したタイミングで、自動的にNotionの専用ページへ「前日のやりとり・実施した内容」を記録する
これにより、仮にメモリをクリアしてしまっても、前日までの記録はNotionに残ります。長期間のログが一気に消えるという最悪の事態を防ぐことができました。
この設定はClaude Code自身に作ってもらったもので、フックとフラグファイルを組み合わせた自動化です。「毎日の記録を自動化したい」と伝えるだけで、仕組みを考えて実装してくれるのもClaude Codeの強みだと感じました。
同じ失敗をしないために伝えたいこと
今回の件で痛感したのは、情報はいつ消えてもおかしくないということです。
Claude Codeのメモリに限らず、デジタルの記録は「消えることを前提に管理する」のが鉄則です。
私が実践している対策をまとめると:
- 重要な情報はメモリファイル(.md)に書き出して保存する
- 日々のやりとりは翌日に自動でNotionへバックアップする
/clearを実行する前に「本当に消して大丈夫か」を一度確認する
同じ失敗を繰り返さないためにも、ぜひ参考にしてみてください。Claude Codeをより安心して使い続けるための、ほんの少しの工夫が大きな違いを生みます。
まとめ
/clearでClaude Codeのメモリは完全に消える- 消えてから気づいても完全復旧はできない
- 自動バックアップの仕組みを作ることで再発防止できる
- Claude Code自身に仕組みを作ってもらうのがおすすめ